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沖縄滞在6日目。

楽しかった沖縄での滞在も今日が最終日です。

 

ホテルをチェックインした後、今回の旅でお世話になりっぱなしだった

マリンサービスむるぬーしさんへ向かいました。

 

というのも、前日のダイビングの際、船に水筒を忘れてきたんですね汗

 

お店では、イケメンインストラクターのさんぺーさんと、

エブリデーホリデーのあゆみちゃんが待っていてくれました。

 

 

「はい!」と手渡されたものは、50本を記念した手作りのメモリアルプレートハート

まさかのプレゼントに、うれしくって涙が出そうになりました・・・泣く

 

沖縄は7月に入ると、一気にお客さんが増えます。

ただでさえ諸外国からのお客さんも多いというのに、それに拍車がかかり、

まさに沖縄のどこへ行っても、観光客でごった返しているという状態に・・・

 

そうなると当然、マリンレジャーを提供するショップ側もてんやわんやになります。

申込の受付と確認、ゲストの送迎、器材類のメンテナンス、スタッフの配置など、

やらなければならないことは山ほどあり、遅い時間までお店にいることも珍しくありません。

 

そんな中で時間を見つけ、わたしたちにこんなに素敵なものを作ってくれたのです。

きっと、ローテで仕事をしているだけだったら、出来ないことだと思うんですよね。

 

またひとつ、素敵な宝物が増えました。

 

 

お店を後にして、平和祈念公園へと向かいました。

 

実は、毎年毎年20年も沖縄を訪れているというのに、この場所を訪れたのは初めてでした。

何か理由があるわけではないのに、なんとなく足が向かなかったのです。

 

公園内はとても綺麗に整備されていましたが、わたしたち以外のお客さんは皆無で、

その静けさがなぜか、虚しくも、悲しくも感じられました。

 

日射しは強烈で猛烈な暑さの中、広い公園のどこへ行けばいいのか迷っていると、

園内を走るバスを運転しているおじさんが声をかけてくれました。

 

園内の説明をしながら、摩文仁の丘にある平和の礎(いしじ)まで連れて行ってくれました。

 

これまでテレビでしか見たことがなかった刻銘碑。

ご存知のように、その碑には、国籍や軍人、民間人の区別なく、

沖縄戦などで亡くなられたすべての人々のお名前が刻まれています。

その数は20万人以上にのぼります。

 

この碑がある一角はとても広くて、そんな広い場所に20万人以上のお名前があるのです。

戦争で犠牲になられた方々の数がいかに多いのか、その場所に立つだけでわかりました。

 

 

沖縄は昔も今も、数多くの課題や問題を抱えていると思います。

 

テレビやニュースで、いろんな方々のいろんなお話や意見を聞きますが、

その度に、わたしはどうしたらいいのかわからなくなってしまうのです。

 

自分なりの考えを持ちたいと思っても、どう考えればいいのかわからない。

意見のぶつかり合いで起こる争いを見て、ただただ途方に暮れるだけなのです。

 

そんなことでは何も変わらないと思っても、考えれば考えるほどわからなくなってしまう。

 

 

小学校の卒業文集で、わたしは「沖縄」について綴っていました。

 

こんな頃から沖縄に興味があったのかと、不思議な気持ちになったのですが、

戦争や平和について、子供のわたしが一生懸命に考えたことが綴られていました。

 

 

「世界中を平和にするには、一人一人が真実を大切にし、

 ちょっとやそっとじゃだまされない、人間にならなければならないと、思う。」

 

これは未来のわたしへ向けたメッセージだったのかも知れませんね。

 

大切なことほど、真実ほど、隠され、秘密にされてしまうのかもしれません。

どうすればわからなくとも、溢れる情報に左右されず、言い方は悪いですが騙されず、

その中から真実を見つけていくのが、何よりも大切なことなのかも知れません。

 

奇しくもわたしの誕生日である7月2日は、

米軍による沖縄での作戦の終了が宣言された日でした。

 

今回は飛行機の時間がいつもより早く、あまり時間がなかったので、

次に沖縄に来た時は平和祈念資料館をゆっくり見学しようと、だんなさんと約束しました。

 

もうひとつの沖縄の姿。

しっかりと胸に焼き付け、わからない自分なりの考えを持ちたいと思いました。

 

 

台風3号の影響が心配されましたが、無事に飛行機は飛び立ち、

思ったほどの揺れもなく、定刻通り、無事に帰着することができました。

 

すべてにおいて、守護(まも)られた旅であったと感じます。

 

 

来年も再来年も5年後も10年後も、沖縄を訪れることができますように。

その場所で、変わらぬ笑顔と海に会えることができますように。

その場所に住む人々の笑顔が、決してふたたび失われることがありませんように。

 

そしていつの日か、世界平和の願いが届きますように。

 

 

沖縄滞在記2017(2017.6.29 〜 2017.7.4)Fin

 

 

 

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